出会い系サイトでは、独身の人はもちろん、既婚者にも多くの利用者がいます。

結婚している人が出会いを募集しているのはおかしいと思いますか？出会いと一言で言っても、恋愛関係を目的としているもの、メル友や飲み友といった恋愛関係とは違う目的のもの、大人の割り切り募集など、いろんな出会いが存在し、一般的に想像される「不倫」とは違うものもあります。

そして、意外にも多いのがその「不倫」という響きから連想するような関係とは少し違った「メル友や飲み友」のような、どちらかというと気軽な「心のより所」を求めている出会いなのです。先に出てきた「気軽な」というのは、出会い系サイトという場では気軽に募集できるし、気軽に出会えるという意味で用いた言葉で、出会いそのものに関しては、本当に心が通じ合える相手と出会いたいというものであるようです。

目次

1. 結婚生活を破綻させたくないがゆえに求める出会い
2. 既婚者との恋愛・出会いで気をつけたいポイント
3. 既婚者に惹かれる理由

結婚生活を破綻させたくないがゆえに求める出会い

出会い系サイトで出会いを募集している既婚者と聞くと、結婚相手に対して気持ちが冷めている、あるいは、浮気症の人というイメージが持たれがちですが、皆が皆そうではありません。中にはそのように結婚相手に対して何の罪悪感もなく本能のままに出会っている既婚者達もいますが、実際は、パートナーと長く楽しく過ごすために秘密の関係を外で持つということを敢えてしている男女もいるのです。

一体どういうこと？と思いますよね。矛盾しているじゃないかと。まず、人の恋愛感情が冷めるまでの期間というのは早い人で1年、長い人でも3～4年といわれています。結婚生活は何十年と続くにも関わらずです。

人によっては10代で結婚する人もいますから、早ければ20歳そこそこで結婚相手への恋愛感情がなくなってしまっていることになりますよね。そうであるにも関わらず、他の人に目移りしてはいけない、恋愛感情を持つことは良くないというのが日本では一般的な考え方です。倫理としてはそれが正しいのでしょうし、実際それを実践できる人もいます。

しかし、それが難しい人が多くいるのもまた事実で、人の本能・感情を抑えつけて我慢するのは、本人が辛いことはもちろん、そのストレスから家族や周りの人に当たってしまい双方が不幸になることもあるのです。

そうなる前に、または実際そうなって気づき、出会い系サイトにときめきや新鮮な出会いを求めて相手を募集している既婚者がたくさんいるのです。出会い目的は、家庭や仕事場から離れた自分が出せるメル友、ドキドキ新鮮な気持ちで出会って話せる飲み友、ご飯デートするだけで幸せな相手との出会い、新しい異性の友達、割り切りの不倫相手と求める関係は様々です。

その家庭や仕事とは違う相手との関係があることで心のバランスがとれ、結婚相手に優しく接することができ、結婚生活や仕事がとてもうまくいっているという人が実際多くいるのです。

既婚者との恋愛・出会いで気をつけたいポイント

今回実際このパターンで幸せな結婚生活を送っている人に話を伺っていった中で、気をつけたい重要ポイントが2点ありました。1つは結婚相手に決してばれないよう秘密は絶対守り通すこと、2つ目は出会い系で出会う相手が既婚者であること、割り切りであることを理解し、ルールを守れる人だけメールのやり取りをするということです。

当サイトで紹介している安全な出会い系サイトは女性が無料、男性も格安で利用できるものがほとんどなので、気軽に利用している人も多いのですが、大人のルールはしっかりと守り、人への思いやりを持って出会うようにしましょう。

既婚者に惹かれる理由

先述で触れたように出会い系サイトでは独身者だけでなく、既婚者も出会いを求め出会っているという現状があります。

恋愛で相手にときめきが続くのは３年位と言われていますから、既婚者が結婚相手以外にときめき、つまり出会いを求める心情は理解できますが、独身者が既に本命がいるとわかっている相手に惹かれ関係を持つというのは、「既婚者は出会いの対象として絶対あり得ない。」と思っている男女にとっては不思議に思うところでしょう。

そこで今回は独身者がたくさん集う出会い系サイトであっても、独身者が既婚者に惹かれてしまう理由とは一体どんなものなのでしょうか。

1. 独身者にはない余裕を感じる
2. 結婚する気がない男女にとってはかえって都合が良い
3. パートナーを幸せにしている人が好き

独身者にはない余裕を感じる

独り身の寂しさからガツガツ感が隠し切れない人も少なくない独身者とは違い、家に帰れば、身の回りの支度はもちろん（男性の場合）、心の支えともなってくれる相手がいる既婚者は、心の余裕が圧倒的に違います。その余裕が大人としての魅力をアップさせ、異性に安心感を与えます。また、パートナーがいる余裕から、異性に対して気楽に話しかけることができ、また相手からの警戒心も薄いので、相談事などをしているうちに好きになってしまうというパターンも多いようです。

既婚者のイメージとして、「わがままを言っても聞いてくれそう。甘えさせてくれそう。」という声も多く、実際、既婚者と交際経験のある人達の中からは、「器の大きさが独身者とは違う。もう既婚者としか付き合えないかも。」という意見もちらほら出ています。もちろんそうではない既婚者もたくさんいるのですが。

結婚する気がない男女にとってはかえって都合が良い

生涯独身率が年々高まっている昨今ですが、結婚できない人・結婚しないと最初から決めている人がそれぞれ存在します。後者の結婚しないと決めている人達は、恋愛を諦めているわけではなく、結婚することによる弊害、例えば、時間やお金の自由がなくなるのが嫌などから、結婚を敬遠している人が多いようです。つまり、恋愛はしたいし、一人は寂しいとは感じているわけです。

そうした男女にとって、結婚の話は出ずに一緒の時間をイチャイチャ熱く楽しめる相手として、既婚者が楽というのは一理あるようです。

パートナーを幸せにしている人が好き（人のものだから良く思える）

これは、浮気心のないパートナー持ちにとっては近所にいてほしくない厄介な相手ですが、どこにでもこうした男女は存在するというのが実態です。

既婚者は、パートナーに結婚する相手として認められたという実績があるので、そうした価値ある人に自分は好かれているという自信を与えてくれ、同時に実際のパートナーからその人を略奪しているという点に優越感や高揚感を感じ、それを恋愛の醍醐味として味わっているのです。危険な恋ほど燃えるとも言いますしね。

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後記

「既婚者が出会いで注意すべき点」でも少し触れていますが、嫉妬心が強い人には既婚者との出会い・恋愛は向いていません。トラブルになる前に自制した方が良いといえるでしょう。

そもそも、既婚者と交際するというのは、既婚者側のパートナーにバレてしまった場合、慰謝料等の請求もあるということを認識しておかなければなりません。世間的には認められていないということです。気軽な出会いで既婚者と出会っている人はそうしたリスクのこともちゃんと認識しておく必要があるでしょう。

※本記事は既婚者の出会いを推奨するものではありません。