出会い系サイトに登録しているということは、出会いたい気持ちがあるということです。

ですが、いろんな方と出会っていく中で「本当に出会いたいと思っているの？」と聞きたくなってしまうような素っ気ない返信をいただくことが度々ありました。断りのメールでもなく、無視するでもなく、素っ気ないメールの理由とは一体どんなものなのでしょうか？

そこで今回は、出会い系サイトに登録しているにも関わらず、メールが素っ気ない人の心理について、筆者のPCMAXでの体験談を元に探っていきます。

目次

1. 素っ気なくなった返信メールや日記に書かれた内容で募る不安
2. 過去に出会った異性からダメ出しされた影響

素っ気なくなった返信メールや日記に書かれた内容で募る不安

私が以前PCMAXのピュア掲示板で出会った男性の話ですが、相手は検索から私を見つけ、気に入ってメールをくれたことからメールをする仲になりました。ファーストメールをはじめ、最初の頃は他の男性と同じように何の違和感もないメールをいただいて私も返信していたのですが、ちょっと仲良くなってきた頃に相手のメールの印象（書き方）が少し素っ気ないなぁと気になるようになってきたのです。

変化に気づいてすぐの頃は、なんかあって機嫌が悪い日なのかな？と大して気にもとめていなかったのですが、それからしばらく素っ気ないままだったので、他に好きな女性ができたのかも…と思うようになったのです。

素っ気なくなり始めた少し前の彼の日記に地元に帰ってた様子が書かれていたので、その時に気の合う女性との出会いがあったのかもしれないなどと、色々妄想してしまって辛い時期もありました。彼は優しいから私にメールをやめようと言い出せないでいるのかもしれないとも思うようになり、このままではいけないと彼に質問してみました。「本当はもう他に好きな女性がいて、私とのメールはやめたいんじゃないの？」という内容の質問メールです。

過去に出会った異性からダメ出しされた影響

すると彼から次のようなメールが届いたのです。

「不安な思いをさせてごめん。他に好きな女性はいません。誤解されたくないから言っちゃうけど〇〇さん（私）のことが好きです。だからメールも続けたいです。なんで素っ気なかったかと言うと、元カノに（僕からの気持ちが）重いと振られた経験から、できるだけ気持ちを抑えてメールを書くようにしたり、メールの回数も減らしていました。嫌われないようにそうしていたつもりなのに、やり過ぎてそれが原因で不安にさせていたなんて気付かなくて本当にごめん。」

これを読んだ時は涙が溢れました。他に好きな女性ができた訳ではなかったという安堵と、過去の恋愛で傷ついた彼の気持ちを思うと可哀想に思えて…。自分は嫌われていると思っていたのに、まさか告白されるなんて思いもしなかったので嬉し涙もありました。その男性とはその後交際して、色々事情あって別れてしまいましたが、今思うと甘酸っぱい素敵な思い出です。

後記

このように昔の恋愛のトラウマから素直に愛情表現をできないでいる人は、男性だけでなく女性にもいます。本人はそうしないと相手に嫌われると思い込んでいる場合があるのです。しかし実際は、相手に誤解される行動をしてしまっていて、出会いや恋愛の障害になってしまっていることの方が多いようです。

もちろん、素っ気ない人が全てこれに当てはまる訳ではなく、本当に心変わりしたというケースや、八つ当たりまでいかなくても仕事などで嫌なことがあって素っ気なくなっていることだってあるでしょう。

今日ここで伝えたいことは、これまで多くの出会い系経験者とお話させてもらった中にも同じようなケースが聞かれたことから、私の体験談のように誤解している場合も決して少なくはないということです。それを頭に入れておくだけで役に立つ時が来るかもしれないのです。

相手の態度に傷ついて「もういいよ!!」と自ら縁を切ってしまう前に、冷静に相手と向き合うという選択肢を残しておきましょう。そして、私が出会った彼のようにあなたの相手もトラウマが理由であったとしたら、少しずつ癒してあげられるといいですね♪

 今回の記事中に出てきたPCMAXへの登録は以下からできます。