【なりすまし注意】Facebookで悪質出会い系サイトに誘導!?

最終更新日: 2017年7月31日 |

Facebookや関連アプリサービスにおける「なりすまし」情報と解説記事です。悪質出会い系サイトへ誘導しようとする「なりすまし」・サクラには気をつけましょう。

  1. Facebookで他人になりすまし出会い系に誘導か
  2. 【追記】Facebookでアイドルになりすまし悪質サイトへ誘導か

Facebookで他人になりすまし出会い系に誘導か

迷惑メールによる出会い系サイト誘導は良く知られていますが、最近ではFacebookで他人になりすまして友達申請をし、メール等の連絡をしてきた人を巧く騙して出会い系サイトに誘導する悪質な手口が増えているそうです。

Facebookで5月18日ごろから、他人になりすまして友達申請を送るスパムアカウントが増えていると、ユーザーの間で話題になっている。
――なりすましアカウントと連絡を取ると、出会い系サイト誘導されたという報告も。

引用元:ITmedia ニュース(2013/05/22)

これまでにもあった似たような詐欺手口との違いとは?

連絡をとった後のサイト誘導までの流れとしては、メールのやり取りで相手をその気にさせる⇒急に今の連絡方法が今後使えなくなる何らかの理由が発生する⇒新しいやり取り先の紹介、あるいは自分のことを知りたかったら「ブログ(または他のSNS)を見て欲しい。」とそのアドレスを教えてくる⇒実はそのアドレスは悪質出会い系サイト、という騙しの手口は迷惑メールと同じ傾向にあるようです。

mixiやGREE等のSNSサイトでも似たような詐欺が横行していましたが、今回は実在する他人になりすますという点が新たなポイントであり、今までのような手口に引っ掛からなかった人も思わず知り合いと勘違い、あるいは、やり取りしていく中で他人と気付いても、自分が勘違いしただけかもと騙されたとは思わず連絡を取り続けて気づいたら悪質サイトの会員になっていたということが起きるかもしれません。

一般人である他人のなりすましという悪質性

なりすましと言えば、Twitterでの有名人のなりすましが多く存在し、時には本人と間違った人達がフォローしてしまうということが頻繁に起きています。有名人ゆえに本人の耳にその情報が入るのは早く、なりすまされた有名人によっては「別に害がなければ。」と放任するこもあるようですが、なりすましは困ると人は有名人なだけにTV等のメディアを使って、「私(本人)ではないですよ。」と否定することで多くの人がなりすましの存在に気づくことができます。

しかし、今回のFacebookのように一般人のなりすましとなってしまいますと、中々表面には出て来にくい性質を持っており、なりすましから申請を受けた人もしばらく気づかない可能性がありますし、じわじわおかしいなと気付かれ始めてから、なりすまされた本人の耳に届くまでにも時間がかかるので厄介です。
これからは知っている人だからといってすぐに友達申請を承認するのは避けて、本当に本人であるかどうかの確認が必要です。

こうした悪徳業者または悪質サイトに誘導するようなサクラによる新たな手口が出てきた時には、いち早くその情報(対策の方法含む)を入手し、そのようなものには騙されないぞという事前の心構えが必要であり非常に大事です。出会い系サイト無料ガイドでは、今後もこうした悪徳出会い系サイトに関連する悪質な詐欺情報を積極的に取り上げて紹介していきたいと思いますので、安全対策の一環として記事をチェックしにきてくださいね!

【追記】Facebookでアイドルになりすまし悪質サイトへ誘導か

前半の、「Facebookで他人になりすまし出会い系に誘導か」は、実在する一般人になりすまして友達申請を送り、相手から連絡がきたら、メールのやり取りの中で悪質出会い系に誘導するという手口についての情報でした。

そして、今回のニュース。今度はアイドルやそのマネージャーになりすまして、(悪質)出会い系に誘導し、高額な利用料を請求し騙し取るといった「サクラサイト商法」で容疑者数名が逮捕されるという詐欺事件があったようです。またもや詐欺の舞台に選ばれたのはFacebook(フェイスブック)でした。

容疑者ら(サイト運営会社「ウイングネット」の元役員や元アルバイト)は、2010年2月~昨年6月、22の出会い系サイトを運営。会員制交流サイト「フェイスブック」で、芸能人のマネジャーを装って、ネット利用者に連絡先のURL(ネット上の住所)を貼り付けたメッセージを送るなどしてサイトに誘導し、無料で会員登録させた。その後、マネジャー役は「アイドルの相談相手になってほしい」としたメールを、芸能人役は「連絡をくれてうれしい」としたメールを送るなどして、サイトを通じたメール交換を続けさせ、閲覧と送信ごとに利用料を取っていたという。

引用元:YOMIURI ONLINE(読売新聞)

なりすまし(サクラ)がつく大胆な嘘に要注意!

実在する他人のなりすましとは違い、アイドルやそのマネージャーのなりすましというのは以前から迷惑メールにおいてもありましたし、そろそろ周知されているものと思っていました。それ以前に明らかに怪しいと思いそうなものですが、まだまだ騙されてしまう人は多いようです。前も言いましたが、小さな嘘は疑うのに、あまりに大胆な嘘だと人は信じてしまうということがあるのだそうです。出会いたい気持ちが強い人ほど、きっと引っ掛かってしまうのでしょうね…。

サクラによる驚くべき被害の大きさ

そして、驚いたのが下記の部分。

警視庁によると、同社は昨年6月までの約2年4か月間に全国の約37万2000人から約116億円を売り上げており、同庁は大半が同商法によるものとみて余罪を調べている。

37万人が騙されたという事実です。国民的アイドルになりすましていたというのを考慮してもにわかに信じがたいような膨大な人数です。そして、被害額の多さ…。これを見る限り、サクラと悪質サイトはまだまだ根絶には程遠いと感じました。

しかし、だからこそ、このような事件が明るみになったらその都度情報を周知させていくことが重要だと考えています。特に出会いを求めている人にとっては弱いところをつかれるわけですから、用心するに越したことはないのです。

今回の事件から学べる“サクラサイト商法に引っ掛からない”為のポイント

  • SNSにいるアイドル並びにアイドル関係者からの“あなたと連絡取りたいメール”は偽物(サクラ)と思って間違いない。
  • そのメールにある連絡先URLは悪質出会い系への入り口である可能性が高い。

今後もこうした悪質業者やサクラなどの最新情報をピックアップし、詐欺やトラブルから身を守るポイントをどんどん紹介していきます!

「こんなサクラ被害に遭ってしまった!」等の情報をお持ちで皆に知らせたいという人がいましたら、このページの下にありますコメント欄やお問い合わせのページからお寄せください。

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